心に残る言葉

「精神」

From BEL No,35

1. 自分の生命の本質は肉体的生命ではなくて、精神的生命にあると考える人のみが自由な人間である。(不明)

2. 何が何でもやりぬく強烈な意思の力によって群がる障害に耐え、乗り越える過程で、真の人間形成が行われる。艱難汝を玉にす。そして艱難を自らに課し続ける人間のみが、不断の人間的成長を遂げる。(土光敏夫)

3. 自らの立場に満足している奴隷は二重の奴隷である。なぜなら彼の肉体が奴隷であるばかりでなく、精神もまた奴隷であるから。(ブールケ)

4. 水をいっぱい入れた容器をこぼさないようにするには、注意深くまっすぐに持つことである。刃物を鋭利にしておくには、絶えずそれを磨くことである。もし君が真の幸福を求めるなら、自分の霊もそうしなければならない。(老子)

5. 精神にとって死は存在しない。それゆえ精神によって生きる人は死を免れている。(不明)

6. 神に身をゆだねる精神は偉大である。神に逆らい、世界を支配する法則を非難し、自分自身でなくて神を是正しようとする精神は、卑小な堕落した精神である。(セネカ)

7. まず「精神力」において勝てるか否か、相手を呑めるか否か。実力は伯仲の戦いにおいては、「絶対に勝つ」という一念が大であるほうが勝利していくものである。(不明)

8. 極度の苦難の中にあっても自分の理想を確信し、どんなに犠牲になっても理想を捨てようとしないときに、我々は人間の精神的な強さがいかに高貴で不可侵なものであるかを知る。(ベッチェイ)

9. もしも美しいまつげの下に涙がふくらみたまるならば、それが溢れ出ないように強い勇気を持ってこらえよ。(ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーベン)

10. 寒さにふるえた者ほど太陽の暖かさを感じる。人生の悩みをくくった者ほど生命の尊さを知る。(W.ホイットマン)

11. 永遠の生命を信ずるということは、生命の本源は精神的なものであり、それゆえ時間を超えたものである、と信ずることである。(不明)

12. 苦しみのなかに、汝の精神的成長にとっての意義を求めよ。そうすれば、苦しみもその苦味を失うであろう。(不明)

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